花贈りのマナー・札の内容

お見舞
贈る時の注意点やアドバイス
  • お見舞いのお花を贈るときは、なるべくご病状のご様子、ご都合を伺い、仏滅は避けて贈ります。
  • 優しい色合いや元気の出る明るめ(赤は避ける)も良いでしょう。
  • 鉢物は植物の根が「根つく」=「寝つく」と連想することから、病気が長引くことを暗示させ、シクラメンは「死に・苦に通じる」のでを贈ることは避けましょう。
  • ユリやストック、スイセン、フリージアのように香りの強いお花、花粉の多いお花、散りやすいお花などは避けた方が良いでしょう。
  • 白や青の花や菊は葬儀の花を連想させるために嫌われます。
  • 赤い花は華やかですが血を連想させてので赤一色は避けましょう。
  • ご自宅で療養されている場合は、花束よりも花瓶を必要としないアレンジがおすすめです。
  • 背が高い花も枕元で圧迫感を感るので避けた方が無難です。
  • 花首から花がポトリと落ちるツバキやチューリップのように突然花びらがヒラリと散ってしまう花も、病人を不安な気分にさせる花なので避けた方がよいでしょう。
  • お好みにもよりますが、白い花だけや暗い色合いの花だけでまとめるのも、 相手の方を暗い気持ちにさせるので避けた方がよいでしょう。
  • 最近、病院によってはお見舞いのお花の持ち込みを禁止している場合もありますので事前に確認をしましょう。
  • 名前だけのお札は御供の場合です。御祝のように赤文字にならない分お札には名前だけの記入は避けます。
  • メッセージカードに快復を願うお言葉などを添えると、より気持ちの伝わる贈り物になります。

お花イメージ お花イメージ


タブー 理由 花例
鉢植え 根が付くということから退院できないことを連想させます。 胡蝶蘭など
香りの強い花 むせかえるような香りは避けましょう。 ユリ、月光香など
下向きの花 「首が落ちる」から縁起が悪いとされています。 ユリ、サンダーソニアなど
散りやすい花・花粉が多い花 花首からぽとりと落ちるのも死を連想させるため縁起が悪い。 ポピー、チューリップ、レースフラワー、椿など
赤い花 血を連想させるので。 赤いバラなど
白またはブルーを基調としたもの 葬儀やお供えの花色を連想させるため。 ユリ、菊など

立札の表記
  • 立て札の表記は【御見舞】の頭文字をお書き致します。
お花イメージ