6月17日＜Landscape＞
東京都墨田区にある都立横網町公園にて、４月下旬に春花壇へと植替えを行いました。
花壇デザインは、都内の小学生が描いた絵をベースにしており、今回のテーマは「三色だんごを食べながら」です。使用したお花はこちらのとおりです。
＜だんご３色＞ピンク：ペチュニア“さくらさくら”／白：ペチュニア“お雪ちゃん”／緑：コリウス・ライム
＜そ　の　他＞花びら：ペチュニア“桃色吐息”／背景：ペチュニア・ライトブルー

こちらの祈念碑花壇の管理には、次のポイントに心を配りながら、管理を行っております。
①デザイン構成：子どもが描いたオリジナル画を最大限に尊重した花壇デザインを構成すること
②草花の選定：花絵として色が表現できること／期間中、開花状況を保つこと。

今回は、だんごの大きさや角度にこだわり、オリジナル画を再現しました。 使用草花は、過去の経験を踏まえて、色がはっきりと表現できるペチュニアメインで植付けました。
花の選定は、毎回大変悩みながら選んでおります。 面的にはっきりとした色を表現できる花はどうしても限られてしまいます。その中で、２～３ヶ月咲き続けるお花を選ぶこと。そうは言いましても、生きた植物です。どうしても天候等の影響を受けるので、巫女のように好天を願う日々ではありますが…。 今年は梅雨が早まり、雨天・曇天が続く週がありました。ペチュニアは、雨に弱いお花ですので、雨が続くとどうしても色が表現できない性質があります。 （本当はきれいな状態の写真のみ厳選して投稿したいところですが）１週間ごとのお花の変化をご覧ください。天候に大きく影響される様子が確認できると思います。

生きた植物を取り扱う私どもの仕事は、天候や環境と植物との相性を考えなくてはならないという苦労があり、経験をとおして技術・知見を積む日々です。 雨でしぼむお花、そして晴れて復活するお花など、その変化を大らかな気持ちでお楽しみ下さいませ。

植物が人と空間（社会）の「ふた」つの「とき」を結ぶ。 花門フラワーゲートでは、花や緑の織りなす季節を感じられる『Futatoki～魅せる植栽～』を演出します。 心にす～っと新しい風が吹き抜けるような気持ちのいい空間を。

過去の制作事例はこちらをご覧ください。
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＜営業担当＞
緑化プランナー 松田知子
■gardendeco スペシャリスト