3月7日＜Landscape＞
墨田区両国に位置する都立横網町公園内にある「東京空襲犠牲者を追悼し平和を祈念する碑」の花壇が見ごろを迎えております。
本祈念碑花壇は、東京空襲の史実を風化させることなく今日の平和と繁栄が尊い犠牲の上に築きあげられていることを次の世代に語り継ぎ、平和が永く続くことを祈念するために建設された祈念碑です。祈念碑上部には生命の象徴である花が植えられ、内部には東京空襲で犠牲となられた方々のお名前を記録した「東京空襲犠牲者名簿」が納められています。
都内の小・中・高校生などが応募したデザイン画をベースに年４回植替えをさせて頂いており、現在の冬花壇は11月末に植替えをして、頑張って咲き続けてきた花たちが満開を迎えている状態です。今回のデザインは、地元の小学校の生徒さんのデザインです。

作品名：「まずは自分から」
説　明：しあわせのとりがうちゅう全部を平和にそめていくようす。とりは自分をあらわしている。まずは自分が平和を大事にする。それがひろがっていく一歩。
花の種類：
（黄色、オレンジ、白、ブルー）パンジー‘よく咲くスミレ’／
（緑）パセリ

3月10日は、78年前の1945年、特に甚大な被害に見舞われた東京大空襲のあった日で、今週金曜日の10日には同公園内の東京都慰霊堂において春季慰霊大法要が執り行われる予定となっております。デザイン画の作者の生徒さんの説明にもあるように、「まずは自分が平和を大事にする」その思いを多くの人と共有できる日になることを願っております。

KAMONのランドスケープ事業「Futa-Toki」では、植物が人と空間（社会）の「ふた」つの「とき」を結ぶ存在となるよう、弊社の緑化プロデューサーが、花や緑の織りなす季節を感じられる『魅せる植栽』を演出します。

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＜営業担当＞
緑化プランナー 松田知子
■gardendeco スペシャリスト