お手入れの方法

花束

お客様のお手入れ次第で観賞期間も変わってきますので、下記のお手入れ方法をよくお読みの上、お楽しみ下さい。

水揚げの方法

水中で、茎の下から2〜5cmのところを斜めに切ります。このまましばらく水につけておき、十分に水を吸い上げさせることがポイントです。
この時切れないハサミを使うと茎の中の水を運ぶ器官「導管」をつぶしてしまい、十分な水揚げができませんので、鋭利な刃物を使うようにして下さい。

お花イメージ
置き場所

直射日光や、冷暖房の風の直接あたらない、涼しい室内に飾りましょう。
果物や野菜から出るエチレンガスは、花の寿命を短くするので、果物や野菜のそばには置かないようにして下さい。

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花を生ける際のご注意

花を生ける際には、水に浸かる部分の葉を必ず取り除いて下さい。
葉が水に浸かっていると花器の中の水が汚れやすくなります。
また、小さな花瓶に無理に詰め込んだり、乱暴に生けたりすると、水の吸い口が傷つきますので、やさしく取り扱って下さい。

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管理方法

花を長持ちさせるため、花瓶の水は毎日取り替えましょう。
この時、花瓶の内部をきれいに洗い、茎は水中で少し切り戻してあげるとより効果的です。
切花延命剤を使うのも効果的ですが、使用にあたっては取扱説明書をよくお読みの上、適正濃度に薄めてお使い下さい。
濃度が適切でないと逆効果になることもあります。
また、しおれてしまった花や傷んだ葉などはこまめに取り除いて下さい。

ワンポイントアドバイス

花を乱暴に扱いますと、目に見えない傷みが生じて、花の寿命を短くしてしまいます。
お取り扱いの際は、丁寧に扱うようにして下さい。